すでにタイの小学校でも流行中?! 「トイ・ポッド」と呼ばれる電子タバコ、子供をターゲットに爆売れ中!

タイでは現在、「トイ・ポッド」と呼ばれる子供をターゲットにした新たな電子タバコの出現により、懸念が高まっています。

この新たな電子タバコは、人気のあるアニメのキャラクターやおもちゃのフィギュアに似せてデザインされており、明らかに学校や大学生をターゲットにしています。

タバコ規制研究・知識管理センター (TRC) のマネージャーであるシラチ氏は、この憂慮すべき傾向に警鐘鳴らします。
電子タバコメーカーは、若いユーザーに電子タバコを薦めるために、子供におなじみのアニメのキャラクターや食品、文具を模倣するように製品をデザインし始めました。

これらのおもちゃのポッドは第5世代の電子タバコで、最大5%の合成ニコチンが含まれており、最大15,000回使用することが可能だと伝えられています。
12種類の異なるトイポッドをフィーチャーしたコレクションも用意されており、それぞれがさまざまな味や香りを表す独自の色で区別されています。

これらのトイポッド型電子タバコの台頭は、タイで電子タバコが広く普及していることのあります。
事実、すでに小学生にまで浸透しており、最近、小学生が電子タバコを吸っていたことが公になり、問題となっています。

さらにこれらトイポッドは、デザインのキュートさから、健康に害するものと想像するに難く、一見して電子タバコであることを識別するのは難しいため取り締まりの網にかかりにくい可能性があります。

最近のレポートでは、2024年最初の2か月だけで、309のオンライン販売業者が X、Facebook、Instagram などのSNSを通じて電子タバコを違法に販売していたことが判明しています。

バンコクだけでも学校や大学から500メートル以内の場所で、70の電子タバコ店が確認されているとバンコクポスト紙も報じています。

タバコ規制研究・知識管理センターは、電子タバコに含まれるニコチンがもたらす潜在的な健康リスクについて重大な懸念を表明し、発作や心不全のリスクだけでなく、子供の心臓、脳、集中力、呼吸器系への悪影響の可能性を強調しています。

タイ警察も内部抗争にばかり明け暮れ、市民の治安や安全を守るという本来の仕事が全くできていないので、この国は荒廃の一途をたどっています。

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