かつては日本人駐在員もこの道路上の事故で亡くなっています。国道304号線で玉突き事故。女性1名が死亡。

タイでは一般道でも一直線に伸びる長い道路があるので、高速道路並みのスピード(いやそれ以上)を出している車をよくみかけます。

2月19日、チャチュンサオのワンスン運河に架かる橋の上で、セダンが歩行者をはねる事故が発生しました。
女性1名が死亡し、後続車3台が衝突、3人が負傷しています。

現場では、ポンチャイさん(39歳)が運転する黒のトヨタ・カムリがフロントガラスが大破した状態で発見されています。
その約3メートル離れた場所で、EI EI KHAINGさん(34歳、ミャンマー人)の女性が、橋の欄干に仰向けに倒れ遺体となって発見されています。

事故当時、セダンの運転手ポンチャイさんは、プラチンブリーからチョンブリーに行くために車で国道304号線に沿って運転していました。
事故現場に到着したとき、橋を登るとバイクが駐車されているのが見えたと言います。
それから彼は降りて様子を見ようと立ち止まったが、そのとき後続の車が後ろの別の車に衝突し、死亡事故をひき起こしたと語ります。

ピックアップトラックの運転手、ティーラポンさん(32歳)は、サコンナコーンの自宅から車で仕事場に戻ってくる途中、この事故に遭遇しました。
彼は、いつものように橋を上っていったが、橋の真ん中を通過し橋に下る途中に一台の車が止まっているのが見えたと語ります。
しかしブレーキが間に合わず、車はセダンの後部に突っ込み、橋の欄干に衝突しました。
さらに後続車も追突し、計4台となった。

被害者の友人に事情聴取をしたところ(ミャンマー語で通訳)について、午前中バンコクの人物を訪ねるため、友人と2台の車で向かっていたと話します。
しかし、別の友人がゆっくりと後ろから車を運転してきたので、橋の上で車を止めて待っていました。
車が行き交う車線であることを理解してましたが、事故当時、道路を走ってくる車は見えなかったと言います。

警察は、改めて詳しい原因を究明するため調査を行っています。

 

この国道304号線は、バンコクからチャチュンサオを通って、プラチンブリーや304工業団地を繋ぐ幹線道路になっています。
ただただまっすぐ伸びる道路で、冒頭で述べた通り高速道路の制限速度以上で走る車をよく見かけます。
かってな危険予測で、急ブレーキをかけてもすぐには止まれないほどのスピードなので、当然の結果ではあります。
ちなみにこの304号線で、少し前ですが、日本人駐在員も事故で亡くなっています。

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