またまたバンコクの街中、しかも昨年殺人事件のあった場所至近で発砲事件! この異常事態にも政府は無関心。

白昼堂々、発砲事件です。
しかもあの何の罪もない女性教師が銃撃され殺害されたすぐそばです。

2月15日、タールア警察署は、白昼バンコクの中心地で発生した発砲事件について報告しています。

事件は2月12日16時ごろ、ナ・ラノーン五差路交差点で発生しました。

SNSで拡散された動画で確認すると、バイクでやってきたグループが突然道路のど真ん中でバイクを停め、抗争を始めました。
タイメディアによりますと、一人がナイフを持って威嚇していたとのことです。

すると突然「バーン」という大きな発砲音が鳴り響きます。

その音を聞きつけ、近くの交通署にいたニティット警部補が走り出します。
その後、若者たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ出します。

被害に合った少年は、なんと高校生だったと伝えられています。

※続報

タイメディアの続報によって、この発砲事件は、喧嘩の仲裁に入ったニティット警部補による威嚇射撃だったようです。
被害者は、バンコクのクロントゥーイにある学校に通う高校生でした。
学生は帰宅途中でしたが、容疑者3人は2台のバイクに乗って被害者と喧嘩を始め、衝突した様子が監視カメラの映像に映っていたとのことです。

バイクには高専のマークがありました。

捜査警察は、逃走中の容疑者を追跡するために監視カメラの映像から証拠を収集しています。

 

地元メディアの報道では、誰が発砲したのか?その銃弾はどうなったのか?などがリポートされていないのですが、バンコクの中心地で発砲事件が起きても当たり前かのように、なんの興味も示さないタイ政府に失望です。

しかもこの場所は、2023年11月11日に発生した銃乱射事件の現場の目と鼻の先です。
この事件では、学生同士の抗争により、何の関係性もないセイクリッドハート・コンベントスクールの女性教師が死亡しています。

当事者であるこの国の人は、自分たちが異常な状態にあることに麻痺し、「正常」とはどういう常態か判断すらできなくなっているようです。

戦争でも起こっているわけではないのに、街中で銃声が聞こえる都市など「まとも」ではないことに早く気づいてください。

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