タクシン受刑者、予定通り2月18日釈放か?! いやまだ、不敬罪がある!と司法長官府。最後の水際の攻防。

タイ司法長官府は2月6日、元首相のタクシン・チナワット受刑者が2015年に外国メディアに対して行ったインタビューを巡り、依然として不敬罪に問われていると発表しました

この容疑はタクシンが韓国紙朝鮮日報に行ったインタビューに端を発しており、その中でタクシンは妹のインラック・チナワット政権を打倒した2014年5月22日のクーデターは枢密院が支援したことによると主張しました。

司法長官府報道官のプラユット氏は、タクシン受刑者が2015年5月21日にソウルで行った発言が君主制を名誉毀損したとして、2016年2月16日に告訴状が提出されていると発表しました。

プラユット氏は、2016年9月19日に当時のポンニワット司法長官がタクシン受刑者の起訴を決定したと述べています。
当時、元首相は国外逃亡中の身であり、司法長官府は警察に対し、刑事裁判所に逮捕状を請求するよう指示していました。
プラユット氏によると、令状は発行され、2030年5月21日まで有効であると説明しています。

タクシン受刑者が2023年8月22日にタイに突然帰国した際、警察は逮捕状を矯正局に提出したとプラユット氏は述べます。

しかし同氏は、現時点でタクシン受刑者が起訴されるかどうかはまだ不透明だと付け加えています。

それに対しタクシン氏の弁護士ピチット氏は、この事件は軍事政権が政権を握っていた際、タクシン受刑者が弁護できなかったため不当に処理されたと主張しています。

それでは、今はタイ貢献党が政権を握っているので、不当に不起訴になりそうですね。

ちなみに矯正局のサハカーン局長は2月6日午後、同局が仮釈放のためにタクシン受刑者の名前をタウィー法務大臣に提出したことを認めています。
承認されれば2月18日に釈放となります。

はい、全てシナリオ通りですね。
終わりです。

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