タイでは、個人または動物園で153頭のライオンが飼育。届け出がない場合、懲役または罰金刑に。

先ほど、パタヤの公道をオープンカーでライオンを連れ走る外国人のニュースをお伝えしましたが、このようなデータもあります。

【動画あり】パタヤのオープンカーからひょっこり顔を出したのは…、百獣の王ライオンちゃんでした!

1月23日17時30分頃、観光警察、入国管理警察、林業警察、国立公園局の職員が、チョンブリー県バーンラムン地区ソイカオプラタムナック5の住宅の調査を実施しました。

周囲を壁で囲まれた2階建ての一戸建て住宅です。
自宅を訪ねても、誰も応答がありませんでした。

これまでの調べで判明したのは、このベントレーリムジンはプーケット県からのレンタカーだったということでした。

19時ごろ、ライオンの飼い主の弁護士が当局者らと面会するために到着し、ライオンの飼い主から当局と交渉する許可を得ていると伝えてきました。

弁護士立ち合いの下、住宅内に入ると、動物用の檻が2つあり、1つ目ではライオンが飼われ、2つ目では3頭の犬が飼われていました。
このライオンは生後約4か月のメスのライオンの赤ちゃんです。
ライオンは、タイ中部のラーチャブリー県に登録されており、タイ人女性が所有しています。
その後、警察官はこの女性に連絡し、ライオンについてさらに詳しい情報を提供してもらうよう求めています

現在のところ、動画に映る外国人はスリランカ人だと伝えられています。
1月24日に第2保護区管理事務所(シラチャ)で、ライオン所有に関する文書を提示するため当局者らと面会するよう求めました。

この家の隣の住人は、外国人がこのライオンを1カ月以上飼育していると証言しています。
彼は毎晩、ベントレーのリムジンにライオンと犬を乗せて、ジョムティエンビーチをドライブしていました。

また、このようなデータもあります。
国立公園局は、24人のタイ人が153頭のライオンを所有していることを明らかにしています。
ライオンは管理野生動物として分類されており、所有するには報告が必要となっています。

届け出がなかった場合には1年以下の懲役か10万バーツ以下の罰金、あるいはその両方が科せられ、規制に従わなかった場合には6か月以下の懲役か5万バーツ以下の罰金、またはその両方がが科せられます。

現在タイではライオンの所有に関して、個人・動物園合わせて24件の届け出があり、153頭が飼育されています。

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