イスラエル大使館のハマスの人質解放を求めるトゥクトゥクキャンペーンに対し、タイ外務省「タイ政府は関係ない」。

タイ外務省は1月14日、ガザ地区で拘束されている人質の解放を要求するバンコクでのトゥクトゥクPR運動に、タイ政府は関与していないと発表しました。
同省は「この活動はイスラエル大使館が主催し、タイは参加も支援もしていない」と主張しています。

同省はまた、タイ政府が残りのタイ人人質8人をできるだけ早く解放するためにさまざまな交渉ルートを利用していることを強調しました。

バンコクのイスラエル大使館は1月14日、占領下のガザ地区でハマス過激派に拘束されている残りの人質全員の即時解放を求める新たなキャンペーンを開始しました。

タイ語と英語で書かれた人質の顔写真を載せた100台のトゥクトゥクが、アソーク、ペッチャブリー、スクンビットを含む市内の主要通りや、多くの人で賑わうナナやカオサン地区を走行しました。

トゥクトゥクのキャンペーンは、通行人、歩行者、自動車運転者の関心を集めました。

10月7日、ハマス過激派は突如、数百発のロケット弾を発射し、数千人の戦闘員をガザ地区近くのイスラエルの町に送り込んだ奇襲攻撃で、1,100人以上のイスラエル人が死亡しました。
その後イスラエルは、ガザを報復爆撃し、同地域に戦闘部隊を派遣することで、2万3000人以上が死亡、5万9000人以上が負傷したと言われています。

推定240人がハマス過激派の人質となりましたが、11月の6日間の停戦中に105人が解放されました。
ガザ地区では、今も130人以上がパレスチナ武装勢力に拘束されており、その中にはタイ人8人も含まれています。

基本的に待つだけの無対策でありながら、いつものごとく責任から逃げることだけは光の速さで反応しますね。
人質となっているのは、自国民ですよ!

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