高波によりタオ島に迎うフェリーが沈没。乗客や乗組員102名は無事。

12月22日朝、高波によりタイランド湾のリゾート島タオ島に向かう夜行フェリーが沈没するという事故が発生しました。
乗組員など合計102名が、救助艇に乗り込みタオ島へと避難することができました。
(初期報道では70名とでていましたが、最新のニュースでは102名に。その後も変化する可能性あり)

転覆した船舶は「T. Sandee Maneethup 111」という名の114.93トン級のフェリーで、前日の22時にスラーターニー県のバンドン湾の桟橋を出港しました。
そして22日の午前6時にタオ島に到着する予定でした。

事故当時、フェリーは高さ約3メートルの波にさらされ、船体に海水が浸入し、給水ポンプが損傷したと伝えられています。
その後、船はタオ島から約15海里(27.78キロ)の地点で水中で失速し、ゆっくりと沈んでいきました。

乗組員が当局に通報し、救助用のスピードボートが素早く対応したため、乗組員と主に外国人観光客の乗客にけが人などは出ていないと報じられています。

船は、22日午前10時半ごろ、波の下に完全に沈みました。

タオ島は、世界のトップ 5 のダイビングポイントの1つであると同時に、東南アジアで最も人気のある旅行先の1つでもあります。
21平方キロメートルのこの島には約 12,000 人の住民が暮らしており、出稼ぎ労働者や駐在員の間でも人気があります。

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