ポルシェで官邸に乗り込んだ名門おぼっちゃまが、タイ貢献党議員の側近に暴行。上級国民なため詳細明らかにされず。

12月12日、名門出の若者がポルシェを運転して官邸に行き、金銭を巡る口論で国会議員補佐をぶん殴るという事件が発生しました。
イティポン(姓は伏せられている)は、バンコクのドゥシット地区にある総督官邸の敷地内にあるコーヒーショップで、タイ貢献議員の側近チュチャイ氏を暴行した疑いで警察に逮捕されました。

当初イティポン容疑者は、真新しいポルシェを運転して敷地内に進入しようとしたが、官邸の許可を持っていなかったために警備員に止められました。
その後、彼は自分がタイ貢献党の首相付政治副秘書官であるソムキットの職員であると主張したため、当局が彼の入管を許可しました。

イティポン容疑者はコーヒーショップに向かうと、「そこだ!」と叫び、友人と一緒に座っていた被害者の後頭部に殴りかかったと伝えられています。

事件は、ちょうどセター首相の車列が通りかかったときに発生しています。

警察の初期捜査では、2人は未払いの借金をめぐって係争中であることが判明しています。

イティポン氏は裕福で、名門の出身だといわれています。

関係者だと名指しされたソムキット氏は、イティポン容疑者が彼のスタッフの一人であることを否定しました。
同氏は、イティポン容疑者と、前政権で文化大臣顧問だったウィアン氏の側近だったときに、一度だけ会ったことがあると付け加えています。

相変わらず上級国民に対しては、内容がうやむやでメディアも報復を恐れて、多くを報じてはいません。
こういったことに関しては、全く改革のメスをいれようとは一ミリも思わないのですかね。

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