急に動き出したタイ当局。ナナ付近の物乞いはヨルダン人チームだった! これまでの物乞い捜査について当局が記者会見。

最近なぜかタイの物乞いたちに対して、急激に取り締まりを始めたタイ当局。
これまでの取り締まり状況を報告しています。

入国管理局は11月27日、ムアントンターニーの入国管理局で記者会見を開き、タイにおける外国人物乞いに関する捜査を総括しました。

調査の結果、バンコクの広域に存在する中国人の物乞いのグループと、ナナ地区にいるヨルダン人の物乞いのグループの2つのグループの実態が明らかになりました。

中国人物乞いグループはタイだけでなく、シンガポールやマレーシアなど他の国でも物乞いをしていたことが判明しました。
各メンバーは集めたお金を自分の個人 WeChat Pay アカウントに保管し、他の人に共有したり配布したりしていなかったと伝えられています。

このグループでよくみられる身体的障害のほとんどは、幼少期に負った火傷によるものだとされています。
他人による暴力や恐喝の報告はありませんでした。

バンコクのスクンビットのナナ地区の物乞いについては、ヨルダン国籍の人々で構成されていると報告しています。
彼らはナナスクエアの商業施設前に集まり、時には観光客の興味を引くために小さな子供たちを連れて物乞いをしていました。

綿密な検査の結果、全員が観光ビザでタイに入国していたことが判明しました。

当局は彼らの王国滞在許可を取り消し、強制退去の決定を下しました。
さらに、パタヤ、チェンマイ、プーケットなどのさまざまな観光地で33人の外国人物乞いが逮捕され、ブラックリストに登録された後、本国に送還となりました。

警察は特にクリスマスシーズン中の外国人の行動に細心の注意を払うとコメントしています。

物乞いは長時間一定の場所に座っているわけで、なぜ警察官だけがこれまで見えていなかったのか不思議です。
このレポートも簡単には鵜呑みに出来ない部分もありますね。
いずれにせよ、このようなことに幼い子供を巻き込むのだけは阻止してもらいたいです。

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