「仮病のタクシンを刑務所へ入れろ!」タイ市民が怒りの請願書を提出。

タイ人はのほほんとしているようですが、そこまで馬鹿ではありません。
ただタイ政府は、馬鹿だと思っているのかもしれません。

政治ネットワークは9月13日、タイ首相に対し請願書を提出し、有罪判決を受けたタクシン・チナワット氏を収監初日の夜から入院している病院から刑務所に戻すよう求めました。

タイ改革のための学生と国民ネットワークのリーダー、ピチット氏は、重病を主張するタクシン氏がすでに23日間入院しているのはおかしいと主張します。

「我々と多くのタイ国民は、タクシンが本当に病気だった、あるいは現在も病気であるとは信じていない。
病気は彼にとって、刑務所へ行くことを拒む言い訳に過ぎない。
私たちは、タクシンを直ちに刑務所に戻すよう要求します」とピチット氏は声高に述べます。

タクシン氏は専門の医師の診察が必要ないくつかの病気を理由に、エアコン、テレビ、個室、面会一日10人、といったVIPルームで、一日も刑務所に行くことなく釈放されるその日を待っています。
国王はすでに恩赦による減刑を認めており、タクシン氏の懲役期間は8年から1年に短縮されています。

一方、タイの一般の囚人は言えば、まともにシャワーも浴びられず、不衛生な水しかない中、重大な病気になったとしてももなかなか病院にも連れて行ってもらえない状況だと言われています。

また逆説的に、タクシンがこのように病院のVIP室に入り浸れるなら、他の囚人も同じように扱え!という抗議も上がっています。

 

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