多くの人が懸念する中国人のノンビザ渡航政策。観光スポーツ大臣「取り締まりは厳格に」も対策示さず。

タイ観光スポーツ大臣のスダワン氏は、タイを訪れる中国人観光客について、彼ら全員が国を搾取し違法なビジネスや犯罪に手を染めるわけではないとし、大げさな思い込みをしないよう警告を発しました。

スダワン氏の声明は、中国人観光客に対する約3か月の一時ビザ免除案に関して、多くの批評家や市民らの懸念に応えて発せられました。

特に、ノンビザ渡航により中国人犯罪者がタイに流入するのではないかという懸念が中心となっており、その中にはコールセンターギャングや人身売買、誘拐その他の犯罪集団が含まれています。

また合法的な部分でも、特定の中国人によって一部のタイ人が職を失う可能性があると懸念されています。

スダワン大臣は、中国人が関与しているかどうかに関わらず、あらゆる種類の違法ビジネスを排除するために法律を厳格に執行するつもりであると答えます。
しかし、彼女がその「厳格な法律の執行」を、どのように実行していくかについて明確な対策を示しませんでした。

同氏はさらに、中国人観光客が国の観光収入の大部分を占めており、今年初め以来223万人以上が入国し、1000億バーツを生み出しているため、中国人のビザ要件を緩和するこの政策の重要性を強調した。

 

それに伴って、失っているものがなんであるか考えたことはおありなんでしょうか。
マリファナ法案と一緒で、法整備ができる前に目先の利益のために、なんでもかんでも受け入れてしまうのは、タイ政府の伝統芸なのでしょうか。
新政府でもしっかり引き継がれていますね、国民の意思とは真逆に。

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