イスラエルが、サスティナブルな食糧供給場所として、タイ王国を「世界の台所」に。

これは興味深い話しです。

イスラエルは、先進的な食品技術を活用して持続可能な食糧供給を確保するために、タイ王国を「世界の台所」に変えることを目指しています。
イスラエル大使館は最近、グランド ハイアット エラワン バンコクで「食の未来を味わう(Savour the Future of Food)」というフードテックイベントを開催しました。
このイベントでは、培養肉、植物ベースの製品、減糖、最先端の発酵技術などの代替食品分野に関連して、官民双方から数百人の参加者が集まりました。

参加者の中には、マクダンとして知られるタイの有名シェフ、ML シリチャレム・スヴァスティ氏も含まれていました。

イスラエルの主要新興企業14社が参加するこのイベントは、イスラエル国外で開催された史上最大のフードテックロードショーでした。

このイベントの主な見どころは、実験室で育てられた肉、牛を使わずに生産される代替乳製品、ミツバチを使わずに作られる蜂蜜などの「未来の食品」に関するディスカッションとデモンストレーションでした。

「このイベントは、特に食品業界の将来の展望を形作る上で、イスラエルとタイのパートナーシップにおける重要なマイルストーンとなります」とイスラエル大使のオルナ氏は述べます。

「革新的なフードテックスタートアップの中心地であるイスラエルと、食品産業の強国であるタイという両国の強みを結集することで、私たちは世界のフードテック分野で革命を起こす立場にあります」と彼女は述べ、「タイは世界の台所になる可能性を秘めています」と評されました。

人口爆発と環境変化により今後、水資源と食料資源の獲得戦争が水面下では繰り広げられていくと言う説をとなる人もいるくらい、この2つの問題は非常に深刻なところまできてます。
イスラエルと言う国は、その辺りの鼻が利く非常に先見性の高い国です。
その国が、食料自給率120%以上とも言われるタイに目を付けたことは、そのポテンシャルが相当なものだと考えるからに他なりません。

さあ、どことどうやって組んでいくかは政治家の腕の見せ所ですが、うまく立ち回れますでしょうか。

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