日本人の勇気ある投稿が、タイの負の遺産の解決に導いた?! ゴミの山を走る「キハ183」の写真にバンコク知事が動きます。

紆余曲折ありながらも、無事元気のタイの線路を走り続けている日本から寄付された列車「キハ183」。
日タイ多くの鉄道マニアだけでなく、タイ国内でその走る雄姿の美しさに被写体としても人気を博しています。

しかし今回この「キハ183」が、タイのゴミの山の中を走っているとして、話題となっています。
タイと日本のネットユーザーによって共有されたこの画像は、タイ人の素行の悪さを全世界に広めてしまった恥ずべきは写真として批判する者さえいます。

この問題は、バンコクのパヤータイ地区、デーンブチャ地区、ブンロムサイ地区、コンロットファイヨムラチャウィティ地区のコミュニティが対象となっています。
写真が出回った後、当局は周辺を清掃するためのチームを迅速に派遣したと伝えられています。

最近、バンコク知事のチャチャート氏が自ら現場を視察し、迅速な清掃活動を命じました。
同氏は鉄道区域を速やかに元の状態に戻す必要性を強調しています。

この問題に真剣に取り組むため、仮設住宅を提供するために、さまざまな機関や残りの住民との緊密な監視と連絡を行うとしています。

古民家約48棟の解体で溜まったごみは、寄贈された車両のスペースを活用して解決策を模索するため関係機関と協議を進めているとのことです。

タイの「負」の部分に触れることは、外国人として現地の人からの批判返しを恐れるあまり気が引けるところですが、結果このように良い方向へ進むこともありますので、「正しい」と思ったことは勇気を出して発言していくことも必要なのかもしれません。

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