タイ王国海軍倉庫から数万発の弾薬や武器が紛失していた事件。7月5日から失踪している士官の住居から重要証拠を発見。

海軍基地から大量の弾薬が盗まれた疑惑を受けて、タイ王国海軍(RTN)は断固とした行動をとりました。

問題の士官は7月5日から無断欠勤しており、海軍は解任の手続きを進めています。

海軍報道官は、海軍はこの問題を深刻に受け止めており、容疑者に対して速やかに懲戒および刑事措置を講じるつもりであると発表しました。
告発された士官を裁判にかけるため、海軍は国防省に解任を提案し、軍事裁判所に逮捕状を請求する予定とのことです。
しかし、RTNの広報担当者は、容疑者の身元を明らかにすることを控えました。

7月19日の容疑者の住居の捜索中に、盗まれた薬莢が発見され、士官が実際に海軍基地から弾薬を盗んだという証拠を得ることができました。
行方不明の弾薬には、5.56mmライフル用に設計されたM855およびM856弾数万発と、40mmグレネードランチャー弾数千発が含まれています。

盗難に関連した金融取引きも調査が進んでおり、違法行為が長期間にわたって継続していたことを示していました。
容疑者はすべての通信機器を意図的に切断しており、当局は同容疑者が国内に潜伏しているものと考えています。

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