ラークラバン地区の陸橋が崩落事故を受け、バンコク都庁が工事請負業者の選定に新たなガイドライン。しかし内容は…。

バンコク都庁(BMA)は、環境、排水システム、重量超過トラックに関連した建設現場の管理を強化するために、大規模な建設プロジェクトを実施する請負業者の選定に関する新たなガイドラインを導入する可能性について触れています。

7月14日、チャチャート・バンコク知事、ウィサヌ副知事、タワチャイ公共事業局長、およびこの問題に携わってきた30社以上の建設会社の代表が率いる市幹部らの間の会議で、首都の道路、橋、陸橋、高架道路、建物の建設における新たなガイドラインが提起されました。

7月10日、ラークラバン地区で建設中の陸橋が崩落し、2名が死亡、約10名が負傷するという大事故が発生し、この事故を受けて今夏の会議が招集されました。

新たなガイドラインでは人命や財産の損失、工事の遅れ、PM2.5粉塵の排出、重量超過のトラックの使用、建設瓦礫の道路への落下などの環境への影響を引き起こした現場事故の履歴を対象とするものでした。

しかし知事は、現段階で履歴の悪い請負業者をブラックリストに登録することは市当局の権限を超えているため、市当局は行わないとハッキリと述べています。

知事は、請負業者が公共の安全、交通管理、環境品質、排水を含む措置を確実に順守しているかどうかを確認するために、定期的に建設現場に検査官を派遣するようすべての地区最高責任者に指示しました。

排水に関して知事は、請負業者は建設資材が排水溝に落ちて排水の流れを詰まらせないようにする必要があり、環境中に放出されるPM2.5粉塵の量を管理しなければならないと説明しました。

同氏は、BMAが受け取る建設関連の苦情で最も多いのは、プロジェクト完了後、道路から設備を撤去せず、交通を妨げる請負業者に関するものだと指摘しています。

「やるなよ」でみんな素直にやめてくれるのなら、この国はとっくの昔にパラダイスになっています。
この内容では、骨抜きどころか何もやっていないのと同じですね。
どんな大事故があっても、基本何も変わらず、事件が風化するのを待つだけなのでしょうかね。

 

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