日本行きでもタイ人被害者多数。仕事を約束されて日本に来たものの実際は仕事がなく極貧暮らし。

日本にいるタイ人2名が、高給を約束されて日本に勧誘されたものの、実際には仕事がなく、水準以下の環境で暮らすことになったとし、メディアに助けを求めてきました。

就職斡旋業者は、被害者らに仕事の紹介料として1人当たり15万バーツを請求してきましたが、仕事探しを手助けしたり、お金を返還したりすることは全くなかったと言います。

この被害者は、42歳のワサナーさんと29歳のトンさん。
エージェントに総額30万バーツを支払い、日本へ向かいました。
しかし日本に到着した後、仕事もお金もなく、狭い部屋で他の被害者たちと暮さなければなりませんでした。
彼らは、工場や技術者としての仕事で少なくとも5万バーツ(約40万円)の給与が約束されていましたが、日本に到着してもそのような機会はありませんでした。

カオソッド紙の報道によりますと、他の多くのタイ人労働者も同様に日本で苦難を強いられており、帰国を望んでいるが、そうするためのお金がない、と話しています。

タイのメディアはエージェントにコンタクトを試みましたが、エージェントは責任を回避し続け、新たな支援が必要な場合は費用を支払えと述べたと報じられています。

現在、政府が介入して安全にタイに帰国させ、エージェントへの処分を望んでいるとされています。

2週間前も、同様な事件が明るみとなり、オーストラリアの畜産場での仕事があると30名近くのタイ人が詐欺にあっています。
被害総額は、数千万バーツだと報じられています。

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