NTTグローバルとテレハウスが、タイにデータセンター開設のため1億6,400万ドルを投資。

日本に本拠地を置くデータセンター2社は、デジタルトランスフォーメーションとクラウドコンピューティングに対する需要の高まりを活かすため、タイに総額1億6,400万ドル(55億バーツ)に上る多額の投資を行いました。

報道によりますと、テレハウスは最近7,400万ドルを投資してタイ初のデータセンターを開設し、もう一方のNTTグローバルデータセンター株式会社は30億バーツを投資してタイ最大のデータセンターを開設します。
操業を、2024年後半をめどに開始する予定とのこと。

タイは、世界的なクラウドおよびデータセンタープロバイダーにとって魅力的な目的地となっています。
Tencent Cloud、Huawei、NTT、Alibaba Cloud、Amazon Web Services、Google Cloud などの企業がすでにこの国に投資しています。

バンコクにあるテレハウスの新しいデータセンターは、複数の電気通信事業者やサービスプロバイダーが国内外のデータトラフィックを相互接続して交換できる、「インターネットハブ」となることを目指しています。
この施設は 10 社を超えるパートナーとともに、データセンター内の「相互接続(インターコネクション)」のエコシステムをサポートしています。

NTTでは、「BKK3」という名前の重要なデータセンターが開発されます。
東部経済回廊沿いのアマタシティ・チョンブリー工業団地に位置する「BKK3」は、約4,000平方メートルのITスペースを擁し、最大12メガワットのIT容量を提供します。
このインフラストラクチャは、ハイパースケーラーや企業に対応し、タイのデジタル経済の成長に貢献していきます。

この新しいデータセンターは、NTTグループの「グリーンイノベーション」ビジョンの一環でもあり、2040年までに実質ネット=ゼロ排出を達成することに重点を置いています。

両政府は、2050年までにネット=ゼロ排出を達成するというタイの取り組みを支援するために、サスティナブルな慣行とグリーンエネルギーを採用する予定です。

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