資産44億バーツ! 議席数3位のアヌティン党は、連立政権入りするのか?

タイ誇り党党首のアヌティン氏は、同党が前進党と競合し、密かに連立政権樹立を計画しているという報道を否定しました。

現在公衆衛生大臣でもあるアヌティン氏は、6月6日記者団に対し、連立政権樹立については誰とも話していないとコメントしています。

アヌティン氏のタイ誇り党(プームチャイタイ党)は71議席を有し、議席数3位を獲得していますが、現在多くの政治的ハードルに直面している前進党が政権を樹立できなかった場合、タイ貢献党と連携して政権を樹立する可能性があるとの報道がありました。

先日イングランドで行われたサッカーの試合で、アヌティン氏とタイ貢献党の首相候補の一人であるセター氏が語り合っている写真が、極秘の組閣協定の噂に拍車をかけていました。

 しかし、アヌティン氏は単なる偶然だと言って、その憶測を一蹴しています。

アヌティン氏は、前進党党首ピター氏の首相投票に賛同するかとの質問に対し、ピター氏には同意できない政策がいくつかあると答えました。

資産44億バーツ

一方、国家汚職防止委員会は6月6日、アヌティン氏の資産額は44億バーツであることを明らかにしました。
同氏の資産には、飛行機3機、ボート2台、高級時計24個、6,000万バーツ相当の邸宅、11 億バーツ相当の現金預金口座が含まれていました。
アヌティン氏の配偶者の資産も3,900万バーツあるとのことです。

同氏は、スワンナプーム空港も手掛けたシノ・タイ・エンジニアリングの元社長でもあり、一族も大麻産業で大儲けしていると言われています。

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