中国人暴力夫から命からがら逃げ延びたタイ人女性。北京のタイ大使館に助けを求めるも10万バーツを要求され未だ帰国困難。

中国人夫からの虐待から逃れるため北京のタイ大使館に助けを求めたタイ人女性の両親が、メディアを通じ助けを求めています。
両親らは費用が捻出できないので娘がタイへの帰国ができないでいると主張していますが、外務省は中国当局からの手続きを待っていると説明します。

海外タイ国民保護福祉総領事局のアムナート局長は、当該のノンヌッさんは規定する海外で困っているタイ人とみなされており、現在支援を行っていると述べます。

当局はすでにノンヌッさんの家族に状況を説明する書簡を送り、必要な渡航書類を入手するために中国当局と連絡を取っていると説明します。

「北京のタイ王国大使館と上海のタイ総領事館は、2019年から2020年にかけて、家族が合意に達するまで継続的にノンヌッチさんを支援してきました。
タイに戻るためにお金を借りたい場合は、規制に従って借りることができ、返済は後で行うことができます」とアムナート氏は述べています。

以前、ノンヌッさんは結婚後、中国人の夫と一緒に暮らすために旅行をしたと語りました。
2か月後、夫は豹変し暴力を振るうようになりました。
彼女がこの事件を警察に通報すると、警察は夫に電話し和解するよう求めるにとどめました。
そして彼女は、彼と一緒に家に帰ることを余儀なくされています。

しかしその後も、彼女は両親や友人と連絡を取ることを禁じられ監禁されつつ、虐待を受け続けました。

その後、両親が外務省に助けを求め、当局が夫の家を訪ねました。
夫は彼女が両親と電話で話すことを許可し、彼女がまだ生きていることを確認しています。

そして彼女は夫の隙をつき、パスポートもお金も持たずに家から上海まで逃走することに成功しました。

彼女はタイ人の友人に助けを求めました。
彼女はそこで 5 ~ 6 か月間働き生活していましたが、所持金は数千バーツしかありませんでした。
そこで彼女は上海のタイ総領事館に連絡を取り、タイに帰国するための援助を求めました。

しかし、ビザの有効期限が切れると、夫の家に近い北京のタイ王国大使館を紹介されたと言います。
彼女は当局から、本国送還には約10万バーツを支払わなければならないと告げられましたが、そのような大金を工面することはできませんでした。

彼女は現在、タイへの帰国を準備するための支援を関連政府当局に求めています。

先日の道路整備の話しのように、この責任の担当者を探している最中とかじゃないですよね。
事は一刻を争います。
暴力中国人夫に見つかったら…。
国は、自国民を助ける義務があります。

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