サラブリーの児童養護施設で、280人以上の児童に対し日常的に行われた虐待の詳細が明らかに。

タイ中部サラブリーの児童福祉施設で、280人以上の子どもが虐待されていたとSNSでの告発を受け、社会開発・人間の安全保障当局者、心理学者、警察などが調査に乗りだしました。

サラブリー県の福祉施設の280人以上の子どもたちは、体罰や拷問を受け、刑務所のような暗い部屋に監禁されるなどしたと報じられています。

サラブリー県の社会開発・人間の安全保障局の担当者、検察官、ソーシャルワーカー、心理学者、警察官で構成される多分野のチームが、直ちに捜査を開始しました。
彼らは、虐待があったとされる施設タンタワンの建物内の検査を行いました。

女性と子供の人権を守るパウィーナ財団は、この事件について話し合うために地元警察を面会し解決策を模索しているようです。

またこの名ばかりの児童養護施設で、体罰が日常的に行われていたことが明らかになっています。
その罰則規定にははっきりと、何か問題を起こした(施設側の観点から)児童が、監禁やおやつ抜き、拘束などの虐待を加えられていたことが分かります。

「タイ人は子供好きな人が多い」という感想を持つ方もおられるみたいですが、これについて私は容易に賛同できません。
何故なら、児童や社会的弱者が虐待されているケースが、日本よりも多く感じるからに他なりません。

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