日本市場を狙え! 日本のバナナシェア1位(76%)のフィリピンが値上げを敢行。タイ産バナナのシェア拡大を画策。

国際貿易促進省(DITP)は、日本へのタイ産バナナの輸出拡大を推進しています

同省の事務局長のプーシット氏は、栄養価の高いこの果物は美味しくて健康的なおやつであるだけでなく、多くのデザートの材料としても使用できるため、日本で人気があると語ります。

この果物は日本でも栽培できるが、天候のせいで収穫量が低いため、日本は年間100万トン以上のバナナを輸入していると同氏は述べます

しかし、日タイ経済連携協定(JTEPA)ではタイ産バナナ8,000トンの関税が免除されているにもかかわらず、タイは日本に年間2,890トンのバナナしか輸出されていないとも語ります。

「私たちは日本でのバナナ市場のシェアを拡大​​する機会を持っています」と同氏は言います。

東京のタイ貿易センター所長チャンタパット氏は、フィリピンが日本のバナナ市場シェアの76%を握っており、タイは日本へのバナナ輸出の問題を抱えていると説明します。

しかしフィリピンは、コストの上昇によりキャベンディッシュバナナの価格を値上げしたため、今こそタイが日本のバナナ市場に参入する時期とも語ります。

さらにフィリピンでは、バナナ農園で疫病が発生していると言います。

同氏は、東京タイ貿易センターが売上拡大に向けて日本の輸入業者やタイの輸出業者と交渉していると述べた。

チャンタパット氏はまた、タイのバナナは他の品種よりもはるかに味が良く、さらにタイではバナナを使った製品もたくさん生産しているとPRしています。

タイでバナナと言ってもものすごく種類が多く、日本人になじみのあるバナナは決まっていて品質などもうるさいので、はてさてうまくいきますでしょうか。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る