【民意は繁栄されるのか？】タイ前進党、８党による連立政権の樹立を画策。

民意が反映され歴史的大躍進を遂げた前進党党首ピター・リムチャルーンラット氏は、５月18日木曜日の記者会見で、自分が第30代首相に選出されることに自信を持っており、確実に勝利するための複数の計画があるとコメントしました。

ピター氏によりますと、前進党は８党連立政権を実現し、下院で合計313議席を獲得すると述べています。

ピター氏によりますと、８党すべてが同氏をタイの次期首相の唯一の候補者として指名する予定とのことです。

同氏はまた、前進党に投票した1,420万人以上のタイ人に感謝の意を表し、一人ひとりが変化を求めており、タイの未来への希望が原動力となっていると述べています。

記者会見は、８党連合の代表による初の対面会議のあとに行われました。

その８党とは前進党を始め、タイ貢献党、タイサーンタイ党、タイ自由党、プラチャーチャート党、フェア党、プルンサンコムマイ党、プアタイルアンパラン党です。

ピター氏は、新政権は連立政権の数の論理よりも国民を優先すると述べ、誠実ですべてのタイ国民に奉仕すると挨拶を述べました。

軍部が任命した上院が首相就任を目指す上で障害となるのではないかとの質問に対しては、あらゆるシナリオに対処する計画を準備していると述べています。

軍事政権が起草した憲法の下では、選出された下院議員500名のほかに、上院に非選出議員である250名がいます。
後者があらかじめ反対勢力となり、民意の妨げともなっていると言われています。

結果、ピタ氏が首相になるには、376票が必要となるわけです。

しかし、一部の上院議員は、ピター氏に投票する可能性を示唆しているともいわれています。
他の上院議員も政治的中立を保つため投票を控えると発表する者でており、ピター氏には追い風となっています。

ピター氏が提唱する連立政権のメンバーらは、22日月曜日に覚書（Mou）に署名する予定とのことです。