【タイ総選挙】死亡した人まで票獲得に利用?! チュウィット氏が公開質問で投票の売買についての不正を暴く!

ようやく締め切られたタイの総選挙の投票で、反現政権側の有利が報道を踊っていますが、このような話しもあります。

タイの内部暴露系告発人として有名なチュウィット氏は、5月14日午後にバンコクの有権者に電話し、彼らが票を売却していたことを知ったと主張します。
また、すでに亡くなっている人が、依然として有権者として投票されていると主張しています。

元政治家でもあるチュウィット氏は、多くのエリアで票を買収しようとする行動がみられ、100件以上の苦情を受けていると記者団に語っています。

同氏は、バンコクのディンデン地区で票を売却したとされる有権者のリストを示しています。
リストには名前、住所、携帯電話番号、そして有権者が投票するために報酬を受け取ったとされる番号が含まれていました。

その後、チュウィット氏はリストからランダムに番号を選び、スピーカーをオンにして公開で電話をかけました。
電話に出た男性は、賄賂をもらったかどうか尋ねたところ、男性は500バーツをもらったと答えました。

その後、さらにいくつかの電話番号に電話をかけたところ、500バーツから1,000バーツの報酬を受け取り投票を行ったことを認めました。

チュウィット氏は、リストの中には10​​年前に死亡した家族が有権者として登録されていることも示されていたと言います。

このリストは、選挙委員会から家族に郵送されており、家族の一人がリストのコピーをチューウィット氏に送ったものだと主張しています。

遺族は、特定の候補者に有利な「幽霊票」を投じるために故人の名前が勝手に利用されるのではないかと懸念していると語っています。

どこの政党がこのようなことをしているのか、はたまたどこもこれが普通なのか、是非チュウィット氏には追いかけてもらいたいところです。
しかし、これのどこが民主主義と言えるのか、また「タイ式民主主義だ」とか意味のわからない言い訳をしてくるのなら、この国は発展すらしていない後進国のままでしょう。

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