「殺らなければ殺られる!」被害妄想に駆られたラムパーンの男が隣人を殺害。12歳の少女も被弾。薬物乱用者か?!

タイは毎日どこかで、銃撃音が鳴り響いています。

北部ラムパーン県の村で、隣人を殺害し、12歳の少女を負傷させる事件が発生しました。
犯人は妄想性障害を患っており、被害者が自分を殺そうとしていると思っていました。
現在、薬物検査を受けています。

5月1日19時30分頃、ラムパーンのジェホム地区で、パティポンさん(49歳、男性)の死体を発見しました。
さらに現場近くの村で、12歳の少女が左腕に銃創を負った姿で発見されました。

弾丸がどのように少女に命中したかについての詳細は、明らかにされていません。

容疑者は、63 歳のカセム・オートエーと特定されました。
事件後も現場から逃げず、警察に自首しています。

カセムは被害者と何年も対立しており、パティポンが彼を殺害する計画を立てていると信じていたと主張しました。

「私が彼を殺さなければ、彼は私を殺すでしょう。」
カセムは、パティポンさんが家の近くに車を停めているのを見ました。
それから、ライフルを持ち彼に近づいて発砲しました。

村の長によりますと、犯人は偏執狂的であることが知られており、一方的にパティポンさんが彼を殺すのではないかと不安を抱えていたと言います。

犯人は警察署に連行され、さらなる尋問と薬物検査を受けけています。

タイは、薬物中毒者と精神疾患者を同等に扱う報道が多いのですが、全く別物であり、本当に病気としての精神疾患で苦しんでいる人に失礼極まりないと思います。
あと事前にここまでのことが分かっておきながら、なぜそういう人にまで銃所持ができるような社会システムになっているのか、ばら撒くお金の金額ばかりでその点について全く選挙で問題視されていないのが不思議です。

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