３年間の新型コロナ禍でのうっぷんを晴らすべく、４月のタイでは全国的にソンクラーンフェスティバルが厳かに（一応）帰ってきますが、５月は日本でタイフェスティバルがフィーバーしちゃいます。

日本では、代々木公園で開催される「第23回タイフェスティバル東京2023」を始め、全国各地で多くのイベントがこの５月に集結します。
タイ王国大使館では、このイベントラッシュを名付けて「５月はタイMonth」と呼び、キャンペーンを行っています！
※タイ大使館webサイト（https://thaifestival.jp）

官民協力の下、５月から６月にかけて、各地の会場やオンラインを利用し、タイフェスティバル、タイ文化事業、タイの料理、物産、サービス、観光の紹介といったタイのPRイベントが開催され、タイ好きにはたまらない激アツ月間となるのです。

キャンペーンのロゴマークには、タイ生まれの愉快な黄色い鳥のキャラクター「ワービーヤマ」（＠warbieyama）も起用されています。

「FUJI THAICAMP 2023」記者会見

その「５月はタイMonth」キャンペーンの一翼を担うのが、5月27～28日に開催される「FUJI THAICAMP 2023」です。

タイ全国放送テレビ番組『わびさび』や『すごいジャパン』、番組制作やプロデューサー、俳優やyoutuberと幅広くタイ関連のコンテンツ事業で活躍している株式会社GUZENの佐野ひろ氏が、「＜富士＞と＜タイ＞と＜キャンプ＞が融合したらどんなことが起こるだろう？」という発想から生まれたイベントです。

詳しくはこちらから。

FUJI THAICAMP 2023　初開催！史上初！キャンプスタイルのタイフェスで新たなる観光交流

イベントに先んじて３月30日、国際機関日本アセアンセンター内で記者会見が行われました。

この記者会見では、タイ王国大使館駐日タイ王国特命全権大使シントン・ラーピセートパン氏、タイ国政府観光庁・東京事務所所長カジョンデート・アピチャートラクン氏、株式会社GUZENの佐野ひろ氏を迎え、開催されました。

タイ王国大使館駐日タイ王国特命全権大使シントン氏は、次のように述べています。
「日本人の中で最もタイのことを熟知して頂いている株式会社GUZENの佐野ひろさんと、世界遺産である富士山のふもとでイベントが開催できることをうれしく思っています。
このイベントを通して、日本とタイの親近感がさらに深まることを望んでいます」

タイ国政府観光庁カジョンデート氏は、次のように述べています。
「今回はキャンプというイベントですが、キャンプに関心のある日本人は自然環境や社会への責任について意識の高い方が多いと聞いております。
そういったイベントに＜タイ＞が関わっていくということは、新しい側面だと感じています。
今回はキャンプをしながら、タイのエステやマッサージタイの縁日を始めとしたタイのエッセンスを楽しんで頂きたいと思っています。
タイの観光庁では、５Ｆ（FOOD、FESTIVAL、FASHION、FILM、FIGHT）をテーマに、みなさんへタイをお届けしたいと思っています」

株式会社GUZENの佐野ひろ氏は、次のように述べています。
「このイベントを企画した経緯についてですが、ある時、私が約20年間タイの方に日本を紹介するコンテンツを送り届けていく中で、タイ人が持つ日本への興味よりも、日本人がもつタイへの興味の方が熱量が少ないのではないかと感じるようなりました。
そこでもっと日本人にタイのことを伝えるにはどのような方法が良いかと考えた際に、日本の象徴とも言うべき富士山と今流行りのキャンプとタイフェスティバルを融合させたら面白いのではないかという発想から、このイベントを企画させて頂きました。」

（取材・写真：みつたそ）