トンローで起きた拉致事件で、中国人3名を逮捕。背後にはまだ巨大犯罪組織が…。

3月19日、タイ警察は、今週初めにバンコクで発生した誘拐事件に関して、中国人3名が逮捕されたと発表しました。

中国国籍の Ran Xiaoyong、Nie Lijiao、Zeng Bo と特定された3名の容疑者が朝方、国境の町アランヤプラテートのホテルで逮捕されました。

彼らはバンコクに移送され、恐喝と不法監禁の罪で起訴されます。

防犯カメラの映像には、バンコクのトンロー地区にあるレストランの前で、被害者が容疑者(女性)によってバンまで誘われ、その後2人の男性によりバンに無理やり押し込まれるという事件の様子が映し出されていました。

その後、犯人は被害者を拘束し、暗号通貨で 20万 USDT (680 万バーツ) の身代金を要求しました。
被害者は最終的に 8,014 USDT (約 27万バーツ) と 250,000 元 (120万バーツ) を犯人の口座に送金することになります。

移動中、犯人は被害者のボーイフレンドにも連絡を取り、さらに 5万 USDT (170万バーツ) を要求し、彼も身代金を支払いました。
被害者は翌朝、バンコクのミンブリーの家の前で、置き捨てられました。

捜査官は、この事件にさらに多くの人々が陰謀に関与したのか、それともミャンマーのより大きな人身売買組織に関係しているのかを調べています。

タイでは過去に中国人が中国人に拉致される事件がありました。
2022年11月、中国人がパタヤで中国人ビジネスマンを誘拐し、3,000万バーツの身代金を求めて拷問し、指を切り落とすという凄惨な事件でした。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る