タイでは当たり前のように路上駐車が横行していますが、時に人の命を奪います。

日本は他人の迷惑にならないようにと小さいころから教え込まれますが、タイは迷惑をかけあう社会だと言われています。
だからといって、本当に迷惑をかけると命が簡単に奪い取られます。
それも含めて、ですが…。

ノンタブリーのパーククレット警察は、殺人事件の現場に急行しました。

警察は21時45分、ティワノン通りソイ13にあるラントンの団地に向かいました。

2階建てのタウンハウスを改装した飲食店には、ウィーラさん(54歳)の死体がありました。

彼は38口径の拳銃で撃たれていました。

犠牲者は斧を握りしめたまま、倒れていました。
彼のピックアップは通りを塞いでいて、右側に銃弾の跡がありました。

銃撃犯のウィッシット容疑者(65歳)は、現場で逃げる様子もなく警察を待っていました。

彼の娘さん (29 歳) は、ウィーラが家に帰ったとき、彼女の父親が夕方早く車を降ろし、道路をふさいでいたと言います。

父親が荷降ろしが終わったら車を動かすと言いましたが、口論が続きました。

その後ウィーラさんは店内に入っていくと、斧を取り出して容疑者のところへ戻ってきました。

ウィシット容疑者は恐怖で家に駆け込み、銃を手に取り、外に出て3回発砲しました。

1発の弾丸がピックアップに当たり、2発が隣人の胸と肋骨に当たりました。

タイでは、どんなにその車のせいで渋滞したとしても、先ずは自分の都合優先で路上駐車を当たり前のようにしています。
自分がやったとしても、他人がやることを心の底で許しているわけではありません。
また銃社会でもありますので、一度こと切れたら、もう後には戻れない事態に陥ります。

人を殺しても刑罰も軽いので、死んだ時点で負けです。

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