バンコク都副知事がホームレス支援センターを訪問。コロナ禍でホームレスも増加。

バンコクのサノン副知事は、プラナコン地区のソムデート・プラ・ピンクラオ橋の下にある、バンコクのホームレスの人々のための調整センターを訪れました。

今回の訪問は、ホームレス問題の根源に取り組むために協力してきたエージェンシーとパートナーの視察のためでした。
ホームレスは、福祉制度が機能していないことの指標であり、この問題の解決には、単に家を提供したりすることだけではなく、問題の根本にある福祉制度を正さなければならないと同氏は訴えています。

同氏は、新型コロナ禍を経てホームレスの人々の数が増加していると言います。
また、家を持っていても仕事が見つからない人もたくさんいます。

調整センターは、問題の根源に取り組むために、ホームレスや失業者に仕事を提供してきました。
この1か月で、100人以上のホームレスがドロップインポイント経由で仕事に応募し、一部は現在雇用されています。

バンコク都庁は、ホームレスに食料や必需品を提供するため、バンコク各地にドロップ イン ポイントを設置しました。
食料、水、およびホームレスの人々への必需品の寄付を希望する人々に、指定された2つの場所、すなわちソムデート プラ ピンクラオ橋の下と、アサダン通りのトロクサーケーでのみ行うように指示しています。

一方、工場や市場では人手不足が常日頃から訴えており、周辺諸国からブローカーの高い費用を払って労働者を雇用しています。
地方の行政が、働き口のない人を村々から集め、各人手不足先へ就職を斡旋すればよいのではないかと思うのですが、一向にやる気配は…ありませんね。

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