【動画あり】ポイぺトカジノホテル大火災続報。所有者は汚職で逃亡中の元タイ人政治家。火災警報器作動せず。

12月28日に発生した、カンボジアのポイペトにある355の客室を持つ「グランドダイアモンドシティ・ホテルアンドカジノ」の大火災。

この火災とホテルについての続報とさらなら詳細が報じられていました。

このギャンブルエリアの裏手にある高層ホテルは、トリップアドバイザーでポイペトのホテル第1位にランク付けされています。

目撃者によりますと、火災は「グランドダイアモンド」から「ポイペト・リゾート・アンド・カジノ」まで、グランド・エクスクルーシブ・ポイペト・カンボジアが運営する2つのカジノをつなぐ歩道を通って広がっていったといいます。

報道によりますと、どちらのカジノもタイの政治家であり、2008年に汚職関連の容疑で逮捕状が発行された後、カンボジアに逃亡したと言われる元副内務大臣のワタナー・アサワヘムによって所有されています。
彼は、2018年に土地詐欺事件で懲役3年の有罪判決を受けています。

火災による被害は、12月30日金曜日の午前11時30分時点で、死者数は25人に達していました。
救助隊はいまだホテル内を捜索中とのことで、死亡者はさらに増えると予想されています。

水曜日の夜、恐怖で泣き叫ぶ声や多くのホテルのゲストが炎から逃れるために部屋から飛び降りる様子が撮影され、その阿鼻叫喚する様がソーシャル メディアで広く流布されました。

報道によりますと、カンボジアには建築基準法はないが、防火に関する法的要件はあるとのことです。

火災から生き残った2名のスタッフによりますと、彼らが働いていたホテルでは火災報知機のならなかったと語ります。
彼らは 「人々が階下で叫び声を上げているのを聞いて、火事があったことを知った」と証言しています。

基本タイでも火災報知器が作動しないというパターンが多いので、被害拡大の一因となっています。

 

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