タイは医療ツアー国、第5位。クウェートから訪問が最も多い。チップで一万バーツのケースも!

タイ公衆衛生省は、タイの経済刺激策の一環として医療ツーリズムを促進されるため、「Health for Wealth(金持ちのための健康)」スローガンを立ち上げました。

公衆衛生大臣のアヌティン氏は、2021年に世界で最も人気のあるヘルスツーリズムの目的地として、タイが5位にランクされていると述べています。

2021年、タイ銀行(BOT)と協力して30の病院で実施された同省の調査によると、治療のためにタイを訪れた観光客から、約119億バーツの経済効果を得ています。
これは、前年比で47%の増加に相当しています。

収益の面でみると、上位5つの治​​療目的は、心血管系の問題、代謝、がん、骨と関節、神経系でした。

外国人医療観光客の治療費は平均35,000バーツで、患者の大半はクウェートから来ており、カンボジア、ミャンマー、日本、中国がそれに続いています。
訪問者は、主に骨、関節、心血管系、代謝、歯の治療を求めていました。

大臣は、タイの経済を強化するための医療観光とウェルネスリトリートの目的地としてタイが選ばれることに重点を置き、「Health for Wealth(金持ちのための健康)」の概念の下、取り組みを強化すると述べています。

あるホテルに勤務する日本人スタッフも、ウェルネスツアーでタイを訪れたクェートの方から、1万バーツ(当時約3万5千円)ものチップをもらったとホクホク顔で話していたのが印象的でした。

「Health for Wealth」を敢えて「金持ちのための健康」と訳したのは、それを口にしている人になぞらえている部分もあります。

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