タイ・バンコクのスワンナプーム空港・手荷物受取所に 自動外貨両替機を増設

タイ大手のカシコン銀行は11月2日、バンコクのスワンナプーム空港内の到着時の手荷物受取所(バゲージレーン)に株式会社アクトプロ(代表取締役:新谷 学 所在地:東京都千代田区)の自動外貨両替機「SMART EXCHANGE」4台を設置しました。アジアで最大規模の国際空港で、到着した全員が通る場所への設置により大幅な利用者増加を見込んでいます。

今回設置された外貨両替機では12カ国の海外通貨をタイバーツに両替する事が出来ます。カバンやスーツケースが流れてくるのを待つ人たちにも気づいてもらいやすいように、目立つデザインを採用しました。

カシコン銀行は2019年からスワンナプーム空港の到着フロアなどにアクトプロの外貨両替機の設置を開始。コロナ禍にはカシコン銀行全支店の両替所一時閉鎖をはじめ、大手銀行が次々と有人店舗を閉鎖する中、スワンナプーム空港に設置したSMART EXCHANGEだけが稼働していることで現地でも話題になりました。無人で24時間稼働させられる外貨両替機の有用性が認知され、世界各国でも設置が広がっています。また、現在タイでは入国規制がなくなり、コロナ前と同じ状況に戻りつつあります。観光客の両替を簡単にいつでもできるよう、自動化がタイでも進んでいます。

アクトプロではSMART EXCHANGE事業を2016年6月にスタート。国内では設置台数シェア1位を獲得しています。また、外国人観光客などの受け入れ再開や、円安の影響を受け、国内約500台の1ヶ月間あたりの両替金額の総額が今年10月、初めてコロナ禍前の水準を超えました。今年9月には2019年の93.24%、10月には107.23%となりました。

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