タイのパッタルン湿地帯が世界農業遺産に認定。250年変わらぬ水牛式牧畜農業。

タイの首都バンコクを離れると、広大な農業地帯が広がり牧歌的な風景に出会います。
一部は機会されていますが、昔ながらの方法もめにすることができます。

水牛(クワーイ)も太古の時代より、タイの農業を支えてきました。

パッタルン県のタレーノイ湿地では、過去250年間、何世代にもわたって水牛が飼育されてきました。
湿地帯で水牛を飼育するという民間の​​農法は、これまでも世代から世代へと受け継がれてきました。

そのような歴史が11月4日、国連食糧農業機関 (FAO) は、タイ南部のタレーノイ湿地を世界的に重要な農業遺産システム (GIAHS) として認定するまでに至りました。

タレーノイ湿地における水牛式牧畜農業の生態系は、人間と水牛の間の長年にわたる相互作用によって特徴付けられる多様な農業システムの一つだと、国連食糧農業機関はウェブサイトで述べています。

世界農業遺産(GIAHS)の選択基準には、公共にとって有益な世界的な重要性、農業生物多様性、食料と生活の安全、知識システム、社会的価値と文化、優れた景観が含まれています。

タレーノイ湿地は、水牛に関連する世界で52か所残っている世界農業遺産の1つです。

政府発表によりますと、3,500 頭以上の水牛が非狩猟地域と宣言されているタレーノイで飼育されています。

タレーノイの水牛は放し飼いで飼育されるか、夜間のみ囲いの中で飼育されています。
遊牧民は動物を水浸しの野原に放牧し、夜が明ける前に連れ戻します。
この水牛は、1年のうちほぼ5か月間浸水しているこの土地での生存に適応しています。

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