タイ政府サイドも容認「新型コロナ感染者が増加中」マスク義務化撤廃後からわずか1週間。

タイ公衆衛生省は7月4日、COVID-19感染者数が再び増加していることを確認しました。

防疫部門の局長であるチャクララート氏は、屋外でマスクを着用しない場合、タイでは9月までに1日あたり4千人の新規感染者を出す可能性があると述べています。
新たな感染の波に直面した場合、マスクの義務を再発動しなければならないだろうと付け加えています。

タイでマスクの義務化撤廃を宣言してから、わずか1週間程度しか経過していません。

新たな感染症の増加は主にバンコクとその周辺の県で検出されており、肺感染症に感染した人々の数は増加していると彼は述べています。
この日の新型コロナ新規感染者数のレポートでは、わずか1,995人の新規感染者数しか報告されていませんが、カウントされなかった実数はかなり多いものだということを政府側がようやく認めた結果でした。

このことは、バンコクのチュラロンコーン病院が、新たなCOVID-19感染の急増に続く予防措置として、すべての病棟の患者の診察を禁止したという発表にも関連しているのかもしれません。

同病院によりますと、患者に対応できるのは各患者に1名だけであり、彼らは病院が要求するスクリーニング措置を遵守しなければなりません。

病棟で働くすべての医療スタッフは、常にフェイスマスクを着用する必要があるとの異例の通知は出しています。

各学校は連日のように学級閉鎖を強いられ、オンライン教育に切り替わるなど、緊急対応に追われるほど新規のコロナ感染者が出ています。

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