マリファナの合法化は誰のための法案だったのか? タイ人意識調査の結果は…。

そもそも誰のための規制緩和だったのでしょうか。
みんなのため? それとも誰かのため?

最近のタイ人の意識調査によりますと、ほとんどのタイ人はマリファナの合法化について懸念を抱いており、マリファナはメリットよりも「害」を及ぼす存在だと多くの人が感じています。

スアンドゥシット世論調査では、6月20日から23日までの間に2,390人のランダムなグループから意見を集めました。

世論調査では、回答者は6月9日に大麻が合法化されることを懸念しているかどうか尋ねています。
回答者の32.85%が「非常に懸念している」、37.78%が「かなり懸念している」、16.27%が「 無関心」であり、13.10パーセントは「まったく無関心」でした。

合法化した方が短所よりも長所があると思うかどうかを尋ねられたとき、52.76%が短所が上回っている、30.17%が短所と同じくらい多くの長所があると述べ、17.07%が長所が短所を上回ると回答しています。

大麻の合法化に関する懸念を列挙することに関して、84.58%は人々がまだ正しい使用法の知識を欠いていると述べ、82.16%は子供が薬を簡単に手に入れられることを心配しており、73.73%はまだ規制する法律がないことを指摘しています。
回答者は、この質問に対して複数の回答を選択することができました。

消費を抑えるために何ができるかについての考えについては、88.38%が、子供や若者がハーブを使用することを禁止するべきであり、学校の近くで利用できる環境を排除すべきだと述べています。
一方、82.26%は、当局が大麻に関する正しい情報を提供し、公共エリアでの大麻の使用を注意深く監視することを提案しています。
回答者の81.67%は、マリファナに関連する誇張された主張や広告の禁止も提案しました。

大麻の長所を挙げてもらうと、74.96%が医療目的に適していると答え、46.46%が換金作物として使用できると答え、45.38%が一部の人々を病院から遠ざけるのに役立つと答えています。

一方、60.54%が今回のマリファナの合法化は政治に関連しているものだと信じており、27.99%は「ある程度」関連していると述べ、残りはまったく関連性がないと述べています。

政治と国民の考えにかなりなギャップが生じていることに、今の政情不安の原因があるのかもしれませんね。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る