ロシアのウクライナ侵攻で自動車の半導体や部品不足。タイの自動車輸出約10%減。

タイ工業連盟(FTI)によりますと、2022年3月のタイの自動車輸出は、ロシアとウクライナの戦争の影響で半導体と自動車部品の不足により、前年比10.2%減の93,840台となったと報告されています。

この不足がオーストラリア、ヨーロッパ、アジア市場への多くの自動車輸出に影響を与えています。

またゼロコロナ政策を続ける中国の上海ロックダウンは、自動車部品の不足の背後にある要因の1つであり、最終的には自動車業界のグローバルサプライチェーンに影響を与えています。

タイ工業連盟によりますと、今年1月から3月までの自動車輸出は前年比5.81%減の243,124台で、輸出額は0.86%増の1441.6億バーツでした。

しかし、2月と比較して、3月の自動車輸出数は約18%増加しました。

3月の国内車販売台数は前年同月比9.1%増の87,245台、2月比17.12%増となった。

1月から3月にかけて、国内の自動車販売台数は前年比19%増の231,189台となった。

ただしこの数値は、新型コロナ措置の規制緩和やバンコク国際モーターショーの開催(EV車への補助金)など、さまざまな要因に起因しています。

3月のタイの自動車製造は前年比6.25%増の172,671台となった。

1月から3月にかけて、自動車生産は前年比3.06%増の480,078台となった。

写真はイメージです

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る