タイでオミクロン新種「XE」株への感染者を確認。第5波への序章か?!

タイ公衆衛生委員会は、オミクロンXEの最初の症例を確認したと発表しました。

世界保健機関(WHO)は、オミクロンXEはBA.2よりも10%感染性が高いと見込んでいます。
重症率については、まだ調査中となっています。

タイ政府の風土病移行計画では、新型コロナの制限を解除するために、症例数は4月から5月の間にピークに達し、6月には減少すると予測しています。
「ただこのウイルスがBA.2よりも速く広がる場合、第4波のタイのCovid-19症例は、ピークから減少になるまで時間がかかるだろう」と同委員会は述べています。

XEは、組換え変異体であり、2つの株であるBA.1オミクロン変異体とBA.2のハイブリッド種です。

WHOの報告によると、XEは1月19日に英国で最初に検出されています。

推定ですが、オミクロンXEは、元のバリアントより43パーセント速く、BA.2サブバリアントより10パーセント速く拡散すると見られています。
公衆衛生委員会は、この種が今後トレンド種になる可能性が高いため、慎重に監視しています。

オミクロンXEに最初に感染した患者は、軽度の症状を発症した後、すでに回復しているとのことです。

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