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「アシッドアタック」(酸攻撃)は使用禁止兵器に定めるべき! パタヤで「アシッドアタック」発生。
- 2022/3/28
- チョンブリー(パタヤ)
「アシッドアタック」(酸攻撃)というと、男性優位で女性の立場が弱い地域(主に中東やインドなど南アジア)で若い女性に対して発生するケースが多かったのですが、ネットなどの影響でしょうか。
ここタイでも発生してしまいました。
あるタイ人女性は、元夫に「アシッドアタック」を受け、女性や子供の人権団体パウィーナ・ホンサクン財団を頼り、戦うことを決意しました。
事件は2021年9月に発生しました。
犯人は、待ち伏せし被害者女性(ヌンと呼ばれる)顔に「酸」で満たされたフラスコを投げつけました。
「酸」は顔と首の部分に飛び散りました。
二人の男が、現場からバイクで急いで逃げるのを確認したと言います。
服とヘルメットに変装した犯人は、彼女が離婚の際、和解することを拒否した彼女の元夫であることが判明しました。
彼らには2人の娘がいましたが、1月から最近まで、犯人である父親と一緒でした。
現在、パタヤのノンプルー警察は、この暴行事件についてようやく重い腰を上げ始めたと言います。
被害者は、「アシッドアタック」(酸攻撃)を受け、複数の合併症に苦しんでいると言います。
彼女は、9月21日に被害にあってから3ヶ月間病院で過ごしていました。
自分勝手な憎しみに支配された人間は、それは既に人ではなくなっているのかもしれません。
他人に対し、苦しみを与えることだけを考える生き物など、世の中に必要でしょうか。
それでも犯罪者は守られるのでしょうか。
戦争にもルールがあり、使用してはいけない兵器が定められています。
個人間の戦争でも使用してはいけない兵器を定め、使用した場合、重大な罰を与えられるよう法改正すべきではないのでしょうか。