- Home
- タイローカルニュース
- 史上初の2大会開催『北京冬季オリンピック2022』。タイからはマーク&カレン兄弟など4選手が参加。
史上初の2大会開催『北京冬季オリンピック2022』。タイからはマーク&カレン兄弟など4選手が参加。
- 2022/2/5
- タイローカルニュース
2022年冬季オリンピックが北京で、2月4日正式に開会しました。
2008年の夏季オリンピックに加え、北京が史上初の夏季と冬季両方でオリンピックを開催した都市となりました。
格子状の国家体育場(愛称:鳥の巣)で行われた開会式には、習近平国家主席が出席し、ロシアのウラジーミルプチンを含む20人以上の世界的指導者が加わり、開催されました。
中国とロシアはどちらもワシントンとの関係が著しく悪化しており、ウクライナ国境でのロシアの軍隊増強をめぐってヨーロッパで緊張が高まっていることから、プーチンは中国との関係を歓迎しています。
一方、米国、英国、カナダ、オーストラリアなどは、中国の権利記録、特に新疆ウイグル自治区のウイグル人の処遇をめぐって、外交的ボイコットを行っています。
2月20日まで開催される大会に参加する計6万人に及ぶ選手や記者、中国人運営スタッフらは、地元住民から切り離され、新型コロナウイルスの検査を毎日受けるという厳格な「クローズドループ」内で競技を行います。
収容人数9万人の鳥の巣の開会式には、何人かの観客が出席しました。
このショーの演出は、2008年の夏季大会も手掛けた中国の映画監督、張藝謀(チャンイーモウ)によるものでした。
中国は全国的にゼロ・コロナ政策を追求しており、大会に対して同じアプローチで、会場内の全員が毎日検査を受け、常にマスクを着用することを義務付けています。
競技では、フィギュアスケート男子シングルで、94年ぶりの五輪3連覇をかけ日本の大エース羽生結弦が、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)成功するかどうかも見どころです。
打倒羽生結弦に燃えるアメリカ人ネイサン・チェンらと、8日火曜日から始まる待望のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得を争います。
2022年の北京にはタイからも4人の選手が参加しています。
イタリアを拠点とするマーク・チャンルアン、カレン・チャンルアン、ニコラザノン、スイス=タイのミダ・ジャイマンの4人のタイ人アスリートが参加します。
マークとカレンは兄弟でクロスカントリーに出場し、ニコラとミダはアルペンスキーで競います。
マーク、カレン、ニコラは2018年冬季オリンピックに参加し、ミダは今回でオリンピック初参加を果たしています。