巨大夏みかん?タイのソムオーが15年ぶりにアメリカへ輸出可能に。

タイへと観光にくる楽しみの一つとして、日本ではあまりお目にかかれないフルーツ群を安価に楽しむと言う人も少なくないのではないでしょうか。

2月2日、農務省のピチェー大臣は、15年ぶりに米国政府がタイからの新鮮なソムオー(ザボンの一種)の輸入を承認したことを明らかにしました。

同省は2006年に米国に数種類の新鮮な果物を輸出する計画を提案したが、米国は7種類の果物の輸入しか許可していませんでした。

これまで認可されていた果物は、マンゴー、マンゴスチン、ランブータン、ローガン、ライチ、パイナップル、ドラゴンフルーツを指します。
そして最近ようやく、ソムオー(英:ポメロ)が認可リストに追加されました。
新鮮なタイのソムオーが、米国市場に並ぶのは15年ぶりの偉業ですと同大臣は述べています。

認可されたソムオーの輸出業者は登録され、果物を汚染した可能性のある農業害虫、特にミバエを排除するために彼らの農産物に放射線処理をする必要があると彼は付け加えた。

その他の基準では、農地はGAP(適正農業規範)基準で認定されている必要があり、包装施設はGMP(適正製造基準)基準で認定されている必要があります。

タイには30種類以上のソムオーがありますが、ピンクがかった甘い果肉と種子数が少ないため、アメリカの消費者の注目を集めているのは、いわゆるシャムルビー種です。
皮が薄く、ピンク色のジューシーな果肉を備えています。
これらの品種は、それぞれナコーンシータマラート、チャイナート、ナコンパトムの名産品になっています。

タイはソムオーを29か国に輸出しており、最大の市場は中国とマレーシアです。
2021年、タイ王国は約9億300万バーツ相当の29,782トンのソムオーを輸出しています。

初めてソムオーを見た時は「なんてドでかい夏ミカンなんだ」と驚いたものです。
多少ばらつきはありますが、甘いやつにあたった時は「やめられないとまらない」状態に入りますね。

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