クラウド型会計・ERP「multibook(マルチブック)」、タイにカスタマーサクセス部門を新設
- 2022/1/27
- 企業PR
コロナ下における日本企業の海外展開を支援するため、現地組織を強化
■部門設立の背景
新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国の入国制限により、グローバルに事業を展開する日本国内の企業は現地法人の会計状況など、経営実態を直接赴いて確認することが困難な状況が続いています。そのような状況から、当社ではコロナ禍でのグローバル企業への支援を強化することを目的に、2021年7月より本社内にカスタマーサクセス部門を設立し、「multibook」の導入支援や、導入後の利用・経営支援を行っています。
支援をする中で、グローバル企業はコロナ禍でも現地法人へ直接赴く代わりにウェブ会議を頻繁に開催することで海外拠点との連絡強化を図るも、現地からの報告やデータだけでは把握しきれない課題があることや、本社管理部門の方針が十分に伝わらないことで、海外拠点の管理が以前より困難になっている実態が見えてきました。
一方コロナ禍においても、2020年にタイに拠点を設ける日系企業は5,856社と2017年から7.6%増加しています。※このことから、日本企業のタイ進出は今後も増加することが予想されますが、経営管理に関する課題を抱える企業も増加することが予想されます。これらを踏まえ、日本企業が海外現地拠点の課題解決を図る上で必要となるデータ活用を支援する、カスタマーサクセス部門を当社のタイ法人に立ち上げ、現地拠点のサポート活動を強化するに至りました。
※ジェトロ・バンコク事務所 2021年3月発表「タイ日系企業進出動向調査2020年調査結果」
https://www.jetro.go.jp/world/reports/2021/01/047f1d797cf3c47e.html
■取り組み内容
タイのカスタマーサクセス部門では、タイ語・英語・日本語の3言語に対応し、さらに現地の商慣習や会計、ロジスティクスシステム(流通・物流管理)に精通した人材を採用することで、現地社員と十分なコミュニケーションをとることができる体制を構築しました。
今後は、導入企業の現地社員とカスタマーサクセス部門が直接コミュニケーションをとり、より迅速な導入支援や日々の運用、課題解決を目指します。
さらに、当社の日本本社とタイ法人のカスタマーサクセス部門が連携し、企業がグローバル間で抱えている課題に対してワンストップで一貫性のある支援を行うことで、経営体制の透明化とDX化推進を支援します。
■クラウド型会計・ERP「multibook」概要
海外拠点管理に最適なクラウド型会計・ERPサービスです。11言語※・複数帳簿に対応し、各言語・通貨での会計業務や為替の換算が可能で、複数拠点を本社で一元管理できます。
製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、25ヵ国・240社への導入実績があります。
サービス名:multibook(マルチブック)
URL:https://www.multibook.jp/
利用料金:月額6万円〜。
主な機能:11言語対応※、各言語・通貨による会計、固定資産管理、在庫管理、経費精算、連結会計連携等
※11の対応言語:
日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字・簡体字)
■株式会社マルチブック 会社概要
会社名:株式会社マルチブック
代表者:代表取締役CEO渡部学
設立:2000年9月
本社:東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
海外拠点:シンガポール ・タイ ・香港 ・ オランダ ・ドイツ
事業内容:クラウド型会計・ERPサービス「multibook」等の企画・開発・提供
URL:https://www.multibook.jp/
タイ展開企業向けのサービス紹介サイト:https://www.multibook.jp/thailand/