どうなる外国人入国規制? タイ新型コロナ規制、緩和の動き。20日のCCSA会議に注目!

オミクロン株の感染拡大が、タイ政府の想定よりも低かったため、早くも規制緩和の話しが浮上しています。

規制を緩和し観光客を受け入れる動きが活発化しています。
20日木曜日にプラユット首相が議長を務めるCovid-19状況管理センター(CCSA)の会議で検討される予定となっています。

政府のスポークスマン、タナコーン氏は、CCSAがタイのオミクロン感染状況を再評価し、それに応じて対策を調整することを検討するための会合を行うと述べています。

タイ公衆衛生省は、活動の制限が緩和されるように、現在の状況に合わせてCovidコントロールゾーンを変更するようCCSAに要請しています。

この会合ではまた、外国人観光客に対する入国規制の緩和についても議論されるだろう、とスポークスマンは簡単に述べています。

特にホテル経営者と観光事業者が、検疫のない「Test&Go」スキームを再開するよう政府に求めています。
このスキームでは、完全にワクチン接種された外国人観光客は、テスト結果が出るまでホテルに1泊する必要があります。

「Test&Go」は、オミクロンの出現とCovid-19の新しい症例の増加によって、無期限に中断されました。
観光事業団体は、オミクロン株は重症者は少なく、タイの新規感染者数が1日あたり3万件に及ぶのではないかという最悪のシナリオを回避したとして、外国人観光客の入国を認めるよう求めています。

逆を言えば、早期に外国人の流入を止めたことが、オミクロンの感染拡大を食い止めたとも言えます。
学校やその他の事業再開など、国内の規制を緩和するのがまず先で、外国人観光客はその後でも十分かと思います。
そもそも11月に急いで開国したことが原因であることはあきらかなのですから、一カ月やそこら我慢できずにまた逆戻りしたんでは、観光事業側でも返ってコストがかさむことでしょう。

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