【話題】タイのかわいすぎる「ビール売り」は、親に頼らず学士号を取得した頑張り屋さん。

日本でも可愛すぎる「ビールの売り子」として人気を博し、タレントとして活躍した『おのののか』さんなどがいましたが、タイも負けてはいません。

「ビールの売り子」として働き、貯めたお金で大学を卒業したグラターイ(ウサギの意)さんが、ただ今タイのSNSで人気沸騰中です。

グラターイさんは、たくさんの紙幣の束と硬貨がつまったボトルと一緒に、「ビールの売り子」の制服を着た自分の写真を自身のフェイスブックに投稿しました。

彼女は両親に一バーツも頼ることなく、ビールのPRの仕事でこれらのすべてを稼いだと彼女は言いいます。

そして彼女はこの度、学士号を取得し卒業することができました。
と同時に「この仕事に別れを告げる」ために投稿しました。

彼女はお金を持っていましたが、電話や化粧品、衣服、電気製品、歯列矯正など我慢してお金をため続けたと言います。

彼女の仕事について軽蔑するような人もいましたが、彼女はもっと良い仕事を見つけるべく頑張りました。

「ビールの売り子の仕事では誰かを殺したり、法律を破ったりしたりすることはありません。私はビールを売る仕事が大好きです」。

タイは世界的にも顕著なほどの格差社会。
言い方は悪いですが、貧乏な家に生まれれば人生の逆転劇など夢のまた夢。
そのような儚い夢しか持てないために、多くの人が宝くじに興じ、また財産を失っていく負のスパイラルが存在します。

しかしながら、それはそもそも負け犬の発想なのかもしれません。
確かに生まれながらにして、途方もないものを背負わされるような環境もありますが、
人には可能性があります。
全く道が閉ざされているわけではないのかもしれません。

若い人には希望を持ってもらいたい、と彼女はタイ国民に伝えているのかもしれません。

 

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