【バンコク】歩道にある水飲み場を利用したことがありますか?20年前の無用の長物をようやく撤去へ

バンコク中心街を歩いたことがある人は、歩道に水飲み場が設置されていることにお気づきでしょうか。
お気づきの方も、「これ飲料用?」「この水飲めるの?」と思ったことはありませんか?(タイは水道水は飲料用の基準値に達していません)
そう思った方『正解』です!
バンコク民からも無用の長物として見られていました。

バンコク都(BMA)は、都内の約400台の公共用水飲み場を解体し始めており、それらのほとんどはメンテナンス不足のために機能しておらず、交通の妨げになっており、歩道の障害物でしかありませんでした。

公共用水飲み場は、バンコクの住民と観光客に無料の飲料水を提供するために、BMAと民間部門と協力して、首都圏水道局(MWA)によって約20年前に歩道に設置されました。
ただし、それらのほとんどは機能しなくなっています。

11月22日、BMAの交通運輸局は、MWAに30日以内にすべての水飲み場を解体するよう要請しました。
実行しなければ、都当局がそれらを取り外し、取り外し費用をMWAに請求するとしていました。

何もせずに30日間の期限が過ぎたため、BMAは進んでそれらを解体することを決定しました。

12月23日産業省の前で、ラマ6世通りの水飲み場を調査しました。

撤去工事は90日以内に完了する予定とのことです。

バンコクは、俯瞰してみると非常に発展した未来都市のように見えますが、電線の問題や道路、歩道一つとっても先進国のそれに全く及ぶものではありません。
もっとしっかりとした、トータルな都市計画を行いませんと、いつまでも「負の遺産」を抱え込み、諸外国からは「だから発展途上国なのだ」とみなされるでしょう。
しかし、水道局が撤去に応じないって、どういうつもりなのでしょうか。

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