飲酒後にロイクラトンのお賽銭を集めにでた男性が溺死~バンコク

先日、私も人並みにロイクラトン祭りの会場に赴いてみたのですが、タイの巨大なデパートで豪勢な光のページェントが開催されている中、川岸の暗闇に一艘の船がいることに気づきました。
彼らは、ロイクラトン祭りで流される灯篭(クラトン)に備えられているお賽銭を集めるために待ち構えていたのです。

38歳の青年は、クラトンのお賽銭を集めるためにパンプアイ運河に船を漕ぎ出しましたが、事前に飲んでいたいたアルコールのためか、けいれんを起こし溺死するという事故が発生しました。
付近の住民たちは救助を要請しましたが、その後遺体となって発見されました。

この事故は11月20日00時30分、バンコクのバンカピ地区、クロンチャン地区、パンプアイ運河で発生しました。

近く住人や「ロイクラトン」イベントに参加した人々に尋ねたところ、35〜40歳の男性が夕方ごろに、クラトンに備えてあるお賽銭を集めるために運河に入っていくところを目撃したと言います。

その後、救助に入ったダイバーが、行方不明者となっていたピーラパットさん(38歳)が上半身裸の状態で水死体となって発見されました。

調査の結果、事故前、故人はソイ・ラムカムヘン101の自宅で飲酒していたことが判明しました。
その後、18時頃、彼は家を出てパンプアイ運河に向かったと言います。
故人はアルコール中毒の症状を持っているかもしれないと警察は見ており、
遺体を検死に出しています。

アサウィン知事は、川に流すクラトンは自然素材のものにするよう協力を呼び掛けています。
人々がお金など備えなければ、そもそもこのような残念な事故は発生しなかったことでしょう。
人を不幸に貶めるのなら、もうお賽銭を添える習慣は止めませんか?

こちらはイメージ写真です。実際の事件は異なります。

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