タイ洪水被害で、タイ料理に欠かせないパクチーの価格が高騰。裏には中国の影も。

タイの首相は、洪水の被害によりパクチー(コリアンダー)の価格が1キログラムあたり300〜400バーツ(約1000円~1350円)と高騰したため。軍の用地を農地に開放するよう内閣に命じました。

チャルームチャイ農業大臣は、プラユット首相が農産物、特にパクチーの一般的な価格上昇に懸念を表明していることを明らかにしました。

同大臣は、洪水が短期的に野菜の価格を上昇させていると説明しました。
彼はまた、パクチーやプリック(唐辛子)などの野菜が、洪水被害に合ったエリアで栽培されていると付け加えました。

一方、政府副スポークスパーソンのラチャダー氏は、首相も高価な肥料について協議していると述べました。
商工省は、農民の負担を軽減するために肥料価格を制限しようと、19の企業と話し合いました。

その中で、中国がインドに肥料を販売しているため、タイが肥料を購入しにくくなり、価格が上昇しているのだという説明を受けたとのことです。

最近は日本でもパクチーブームで、パクチーマシマシでタイ料理を食べる人もいるのだとか。(タイ人はそういう食べ方しないです)
タイ料理では多くの料理で、パクチーがアクセントで入っていますので、食材の値上げは一品数十バーツで切り盛りしている飲食店にとって、多大な影響を及ぼすことになるでしょう。

しかし、コロナ制限を解除し世の中が正常に戻ろうとしている最中ですが、ガソリンから野菜から、なにやらかにやらと値上げのニュースが飛び込んでいます。
みなさんが望んでいたのは、こんな日常でしたっけ?

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