洪水被害は人間だけではありません。アユタヤのエレファントキャンプも浸水被害に

アユタヤ県でも洪水被害が発生していることはすでにお伝えしましたが、被害にあっているのは人間だけではありません。
同エリアに住む動物も被災者になっています。

10月2日土曜日の午後、アユタヤスアンプリク地区にあるエレファントキャンプが洪水に見舞われたため、ゾウ達はアユタヤ歴史公園に非難しました。

パーサック・チョンラシットダムとラマ4世ダムからのの排水によりロッブリー川の水位が上昇したため、付近に洪水が発生しました。

エレファントキャンプのマネージャーは、85頭の象の群れを歴史公園の柵内に移す許可をアユタヤ歴史公園に要求しました。

さらに状況が悪化した場合、象をトゥーンプーカオトーン貯水池に移す可能性があると言います。

アユタヤは、チャオプラヤー川、パーサック川、ロッブリー川、ノイ川などの多くの川があるため、昔から洪水が発生しやすい県の1つと見なされています。

現在、県内の7つの地区、すなわちプラナコンシアユタヤ、バーンバン、セナ、パクハイ、バンサイ、バンパイン、タールアが浸水しており、15,696世帯が被害を受けています。

普段は水浴びも大好きなゾウさんですが、洪水の水は下水などの水も混ざっている可能性があり、衛生状態はよくないので、ゾウさんの健康被害も気になります。

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