CP帝国の象徴?!120階建て、高さ550メートルのタイ随一のスーパータワーの建設へ

タイ国有鉄道(SRT)に属するバンコクのラチャテーウィー地区マッカサンにある140ライ(22.4ヘクタール)の土地に、タイで最も高い塔がそびえ立つ予定です。

タイ随一のタワーは、チャルーン・ポカパン(CP)グループの子会社である「Asia Era One」社によって建設されると報じられています。

CP主導の共同事業体は、2018年12月に2,240億バーツ相当の、3つの空港(ドンムアン、スワンナプーム、ウタパオ)を結ぶSRTの高速列車プロジェクトの入札に勝ちました。
プロジェクトはまた、50年、500億バーツの賃貸契約の下で、マッカサンの土地開発にあたります。

CPグループは、マッカサンの土地をスーパータワーに変えることを目指しています。高さは550メートル(120階建て)で、タイで最も高い建物となり、最大200万平方メートルの使用可能なスペースを保有することとなります。

CPはまた、タワー周辺の少なくとも50ライの土地を、周囲のコミュニティの憩いの場として機能する緑地にしていきます。
残りの土地は、ホテル、オフィスビル、小売店、サービスアパート、その他の施設が予定されています。

CPグループは、このプロジェクトのために1,400億バーツの投資予算を準備したと伝えられています。

ちなみに現在タイで高い建物と言えば、バンコクのアイコンサイアムにあるマグノリアスウォーターフロントレジデンスで高さ317.95メートル、70階建てとなっています。
アジアティークザリバーフロントのアセットワールドタワーは高さ450メートル、100階建て、ワンバンコクのシグネチャータワーは高さ437.03メートル、92階建てです。
CPのスーパータワーは、そのいずれも超えたナンバー1を象徴とする建物となるでしょう。

タイは別名「CP帝国」と表現されることがありますが、しばらくは富の集中が止まらなそうです。

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