タイ、緊急事態令は2カ月延長となる見込み。本決定は9月27日の会議にて。

タイのCOVID-19状況管理センター(CCSA)の小委員会は、現在の緊急事態令をさらに2か月延長することを承認しました。
緊急事態令は今月末に期限が切れる予定であり、その後延長はされないのではないかという憶測も飛び交いましたが、観光客受け入れ策が10月1日から11月1日へと延期となったことも影響し、今回の決議に繋がったと言います。
これらの提案は、9月27日にプラユット首相が議長を務めるCCSAの本会議に提出される予定です。(まだ決定ではありません)

バンコク、チョンブリー(パタヤ、バンラムン、サッタヒップ地区)、チェンマイ(チェンマイ市、メーリム、メーテーン、ドーイタオ地区)、プラチュワップキーリーカーン県(ホアヒン)ペッチャブリー(チャアム)の5都市で、2回のワクチン接種を終えた外国人観光客に隔離検疫なしで入国を認める計画は、11月1日からを予定しています。

これは、タイの人口の70%以上が2回の予防接種を受ける必要があり、これは外国人観光客に国境を再開するための前提条件の1つになります。

以前、一部の地元メディアは、非常事態宣言を9月30日を超えて延長しないと誤って報道し、緊急法令の代わりに使用できる伝染病法が引継ぎ、CCSAが解散すると報道していました。
しかし副政府報道官のラチャダー氏は、そのような決定はなされていないとタイのPBS Worldに伝えているそうです。

まあ、このようなことはタイではよくありますので、まだ決定していないだけ「その通りです」と頷けます。
決定後にすぐ撤回とかも良くありますからね。
慌てない慌てない。

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