遥か遠くの警察署員が観光客の姿でチャアムビーチをエンジョイした件。警察から詳細な説明がありました。
- 2021/9/21
- 仰天ニュース
相手をうんざりさせるまで言い訳するのが、タイスタイルです。
先日お伝えしましたタイ警察の炎上案件の一つに、スポークスマンが回答をしています。
リージョン3警察のスポークスマンは、警察のバンから降りた警察官がチャアムビーチで楽しんでいた理由について詳細な「説明」をするために、非常に長い時間を浪費することとなりました。
内容では、それはすべて誤解であると、スポークスマンのパイサン氏は主張します。
SNSで拡散された問題の映像では、管轄から遠いチャアムビーチのバンから降りてきた民間の服を着た警察官7〜8人がギターを弾き始めた瞬間を捉えています。
パイサン氏は、彼らは公務に従事していたと主張します。
このバンは、コラートのポンクルン警察署から来ており、警察業務のために正式に予約されていたと言います。
その公務とは、2011年に妻のワニダとその義理の息子を殺害したとしてサワイ容疑者を逮捕するためにスラートターニーに向かったとのことです。(この逮捕の話は先週実際にありました)。
パイサン氏は、彼らは途中の検問所で自分たちに注意が及ばないように、民間人の服を着て観光客を装うよう要請されたと説明しています。
この公務でスラートターニーに赴いている間に、彼らはすでに他の管轄の警察がサワイ容疑者を拘留しているという知らせを受けました。
そこで彼らは引き返すことを決心し、途中でチャアムに立ち寄ったそうです。
はい、それはすべて誤解でした、とパイサン氏は壇上で強気な姿勢で説明していたようです。
タイではこういう慣用句があります。
「スープは多いのに肉が少ない」
これは話ばかりが長くて、食べられるところが少ない、ようするに内容がほとんどないことを指します。
このような慣用句があるということはタイ人はいにしえの時代から、しょうもない言い訳を永遠に話し続け、相手が疲労困憊するのを待つという常套手段を使い込んでいるようですね。
現場の記者様お疲れ様でした。