タイ教育省「学校版サンドボックス」プログラムに着手

タイ教育省は、全国の68の学校を再開するために「学校版サンドボックス・セーフティゾーン」プログラムに着手しています。

教育省のスポークスウーマン、ケスティップ氏は、再開に参加している学校には、特殊教育局の20校、初等教育地域事務所の3校、中等教育サービス地域事務所から1校、私立事務所の44校が含まれていると述べます。

ケスティップ氏は、このプログラムには3つの条件があると述べました。
再開された学校は寄宿学校であり、学習は自発的行う必要があり、学校の準備は健康対策に従って承認されなければなりません。

学校は、保護者と県の疾病管理委員会の承認を得て、隔離スペースとセーフティゾーンを設ける必要があります。

いくつかの私立学校が、このプログラムの対象となっていると言います。

ケスティップ氏によると、12歳以上の教師と生徒がワクチン接種を受けた場合、教育はオンラインとオンサイト(通常授業)の両方で組み合わされた方法で構成されます。

さらに来年の1月から始まる学期についてと、学生がワクチン接種を受けることについて、国立小児科大学、疾病管理部門、保健部門と協議を重ねています。

医師は、児童へのワクチン接種が安全であると証明されなければならないと主張し、同省はワクチンの安全性を証明するためのさらなる研究を求めていると述べました。

最終的には、予防接種については親が受けさせるかどうかを決定することが自主的に行われ、省はワクチンの情報とニュースを提供していきます。

ケスティップ氏は、すべての予防接種センターの準備ができており、人々がワクチンを信頼している場合、来年にも学校を再開して通常教育を行うことができるかもしれないと述べました。そうでない場合、省は学校のサンドボックス安全地帯計画のみを進めると言います。

国が新型コロナの封じ込めを諦めた場合、例えワクチン接種が進み学校を再開させたとしても、ブレイクスルーによるクラスターが発生した時点で、再開と閉鎖を繰り返していく可能性があります。
そうなるとまともな授業ができなくなり、子供の教育に大きな影響を与えることでしょう。
その影響被害が出てくるのは、10年後の未来かもしれません。

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